現在表示しているのは、次のバージョン向けのドキュメントです。Kubernetesバージョン: v1.29

Kubernetes v1.29 のドキュメントは積極的にメンテナンスされていません。現在表示されているバージョンはスナップショットです。最新のドキュメントはこちらです: 最新バージョン

Kubernetesのドキュメントを翻訳する

このページでは、Kubernetesドキュメントにおける日本語翻訳の方針について説明します。

ドキュメントを日本語に翻訳するまでの流れ

翻訳を行うための基本的な流れについて説明します。不明点がある場合はKubernetes公式Slack#kubernetes-docs-jaチャンネルにてお気軽にご質問ください。

前提知識

翻訳作業は全てGitHubのIssueによって管理されています。翻訳作業を行いたい場合は、Issueの一覧をまず最初にご確認ください。

また、Kubernetes傘下のリポジトリではCLAと呼ばれる同意書に署名しないと、Pull Requestをマージすることができません。詳しくは英語のドキュメントや、Qiitaに有志の方が書いてくださった日本語のまとめをご覧ください。

翻訳を始めるまで

翻訳を希望するページのIssueが存在しない場合

  1. こちらのサンプルに従う形でIssueを作成する
  2. 自分自身を翻訳作業に割り当てたい場合は、Issueのメッセージまたはコメントに/assignと書く
  3. 新規ページを翻訳する場合のステップに進む

不明点がある場合はKubernetes公式Slack#kubernetes-docs-jaチャンネルにてお気軽にご質問ください。

翻訳を希望するページのIssueが存在する場合

  1. 自分自身を翻訳作業に割り当てるために、Issueのコメントに/assignと書く
  2. 新規ページを翻訳する場合のステップに進む

Pull Requestを送るまで

新規ページを翻訳する場合の手順

  1. kubernetes/websiteリポジトリをフォークする
  2. mainから任意の名前でブランチを作成する
  3. content/enのディレクトリから必要なファイルをcontent/jaにコピーし、翻訳する
  4. mainブランチに向けてPull Requestを作成する

既存のページの誤字脱字や古い記述を修正する場合の手順

  1. kubernetes/websiteリポジトリをフォークする
  2. mainから任意の名前でブランチを作成する
  3. content/jaのディレクトリから必要なファイルを編集する
  4. mainブランチに向けてPull Requestを作成する

翻訳スタイルガイド

基本方針

  • 本文を、敬体(ですます調)で統一
    • 特に、「〜になります」「〜となります」という表現は「〜です」の方が適切な場合が多いため注意
  • 句読点は「、」と「。」を使用
  • 漢字、ひらがな、カタカナは全角で表記
  • 数字とアルファベットは半角で表記
  • 記号類は感嘆符「!」と疑問符「?」のみ全角、それ以外は半角で表記
  • 英単語と日本語の間に半角スペースは不要
  • 日本語文では、文章の途中で改行を行わない。句点「。」で改行する
  • メタデータのreviewerの項目は削除する
  • すでに日本語訳が存在するページにリンクを張る場合は、/ja/を含めたURLを使用する
    • 例: /path/to/page/ではなく、/ja/path/to/page/を使用する

用語の表記

Kubernetesのリソース名や技術用語などは、原則としてそのままの表記を使用します。 例えば、PodやService、Deploymentなどは翻訳せずにそのまま表記してください。

ただし、ノード(Node)に関しては明確にKubernetesとしてのNodeリソース(例: kind: Nodekubectl get nodes)を指していないのであれば、「ノード」と表記してください。

またこれらの単語は、複数形ではなく単数形を用います。 例えば、原文に"pods"と表記されている場合でも、日本語訳では"Pod"と表記してください。

頻出表記(日本語)

よくある表記 あるべき形
〜ので、〜から、〜だから 〜のため 、〜ため
(あいうえお。) (あいうえお)。
〇,〇,〇 〇、〇、〇(※列挙はすべて読点で統一)

長音の有無

カタカナ語に長音を付与するかどうかは、以下の原則に従ってください。

  • -er、-or、-ar、-cy、-gyで終わる単語は長音を付与する
    • 例: 「クラスター」「セレクター」「サイドカー」「ポリシー」「トポロジー」
  • -ear、-eer、-re、-ty、-dy、-ryで終わる単語は長音を付与しない
    • 例: 「クリア」「エンジニア」「アーキテクチャ」「セキュリティ」「スタディ」「ディレクトリ」

ただし、「コンテナ」は例外的に長音を付与しないこととします。

この原則を作成するにあたって、mozilla-japan/translation Editorial Guideline#カタカナ語の表記を参考にしました。

その他の表記

その他の表記については、以下の表を参考にしてください。

英語 日本語
interface インターフェース
proxy プロキシ
quota クォータ
stacked 積層

cron jobの訳し方に関して

混同を避けるため、cron jobはcronジョブと訳し、CronJobはリソース名としてそのまま表記します。 cron「の」ジョブは、「の」が続く事による解釈の難から基本的にはつけないものとします。

その他基本方針など

  • 意訳と直訳で迷った場合は「直訳」で訳す
  • 訳で難しい・わからないと感じたらSlackの#kubernetes-docs-jaで相談する
  • できることを挙手制で、できないときは早めに報告

アップストリームのコントリビューター

SIG Docsでは、英語のソースに対するアップストリームへのコントリビュートや誤りの訂正を歓迎しています。